蜷川の星は水瓶座12度の水星。
濱子の星木星とは12ハウス内でコンジャンクション。
コンジャンクションというのは惑星同士が黄道12宮で同じ位置にあるとき−角度的に言うならば即ち0度のことをいうのであるが、厳密には惑星同士が黄道12宮上で120度の位置関係であるときのトラインや90度のスクエアなどのように『星同士がアスペクトを形成している』状態とはいわない。なぜならコンジャンクション0度という状態が既に『1つに結ばれている』状態であるから−交わった男女が1つであるが如く。
そして12ハウスの意味は−秘めごと。
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蜷川との付き合いは5年程になるだろうか。
待ち合わせの時間まで半時ほどあったのでぶらりと立ち寄った古書店の主が蜷川だった。
緑と金の亀甲柄の羽織り袴の着流しの粋でいなせな若主人。
一旦店に入ったからには決して手ぶらで出ることのできないお人良しで体裁屋の濱子はアントニオ・タブッキの『逆さまゲーム』を購入するためにレジへ向かった。
除菌スプレーを含ませた白い布で少々くたびれた『逆さまゲーム』を丁寧に拭うと若主人は『イワン古書店』の民芸調の文字が踊る紙袋の口を開いて本を見送るかの如く優しくそっと差し入れた。
一連の所作に何か厳かな儀式のような清々しさを感じ軽く心を打たれた濱子の口からは「ご丁寧に、すみません…」という言葉がついひょっこりと出て来てしまったのだった。
それはほんとうにささいなことだったのだけれど−。
しかしそれが全ての始まりだった。
---to be continued---
いま月が満月に向かってるし蟹座にもイングレスしたので、500円貯金

をはじめたの。誕生日までにお金をためて『
ひょうたんスピーカー』を買いたいから。次の満月のとき月は乙女座でloud voiced signになるからスピーカーを買う目的には丁度いいかななんてね

。ひょうたんは水星支配の植物だしね。